6月に第2子が産まれ、私は半年間育休を取得しました。2歳の息子は、保育所に通っており、私が送り迎えをはじめました。私が息子を起こして朝ごはんを食べさせ、着替えさせようとすると、息子は保育所の服を投げて「行かないー!」と泣き叫ぶ日々でした。
近所の小学生が大好きな息子。息子が気持ちよく朝起きられるように、登校する小学生に挨拶をしにいくことにしました。すると小学生たちも嬉しそうな顔でハイタッチをしてくれくれました。息子は「あしたもおにいちゃんたちにあう」と言いました。その日から毎日小学生とハイタッチをしに行くことにしました。
ある日のこと、息子が「おねえちゃんがないてる」と言いました。すると分団の後ろでおうちの人と手をつなぎ、泣いている女の子がいました。学校へ行くのかなと見ているとおうちの人と一緒に家へ戻りました。息子は「おねえちゃんはがっこういかないの?」と心配そうに私に聞きました。私も女の子が心配になりました。
次の日も私と息子はいつもと同じように玄関の前に出ていました。「今日は女の子学校に行けるのかな」と心配していました。すると私たちの前に「おはようございます」と挨拶をして登校班の方へ向かう人がいました。学校の先生でした。きっと昨日、家庭訪問をして、登校についてお話しされたのだろうな・・・と思いました。女の子はおうちの人と手を握っていましたが、先生と話をしているうちに手を離し、バイバイと手を振って登校班の友だちと一緒に歩いて行きました。「おねえちゃん、きょうはいくねんなー!」と笑顔で言う息子の姿がありました。
「今日も机にあの子がいない」で始まった同和教育。時代が変わろうとも「くつべらしの同和教育」は変わりません。私も教職員として家庭訪問を大切にし、子どもの背景を丸ごと受け止めたいと思います。